日本で言う「引き寄せの法則」は「イメージする」「リストにする」といった誤解の産物です。そこで、まず最初に原理をきっちり学びましょう。原理レベルから学ぶことで、あとになって迷うリスクが減り、結果が出やすくなります。

「引き寄せの法則」の原理を押さえると、よく説明されている引き寄せ像には誤解が多いことがわかります。実際はほぼ逆が正解です。ポイントとなる考え方を説明しましょう。

「こうなると困るな」「心配だな」と素朴に思い続けると、それは実現します。「大嫌い」は「大好き」と同じだし、「起こってほしくない」は「起こってほしい」と同じです。常識の考え方では、引き寄せられません。では、どうしたらいいかをお伝えします。

願いを実現したいと思うと、現状に何かをプラスしてよくなろうとしがちです。しかし、実践上は、いらない思考や感情をマイナスするのが効果的です。マイナスによって行う感情のコントロールは、引き寄せ実践のキモですので、しっかり理解してください。

感情をコントロールし、波動を上げることは、実はあなたが「本当の自分」であることです。ですから、あなたらしく生きていないのに、どんな引き寄せ実践をしても効果がないのです。「本当の自分」であるのはどんなときか理解して、実践してください。

何かを引き寄せるためには、これまでの習慣を捨て、新しい考え方と行動を採用する必要があります。ここでもマイナスが大事で、これまでの習慣をやめるとき、あなたは引き寄せ体質になるのです。

あなたの思いが実現するのを阻むものが、主にあなたの潜在意識にはあります。顕在意識で「○○を実現する」と思ってもなかなか実現しないのは、こういった引き寄せを阻むものがあなたのなかに存在するからです。そして、その阻むものをマイナスするとき、夢が叶ったり思ってもみないミラクルが起こるのです。

お金をはじめとした豊かさを実現するための引き寄せ実践を行いましょう。「お金がたくさんあるのをイメージする」のではなく、実質的にあなたの波動を豊かにすることが、豊かさ実現の鍵です。あなたが既に豊かであることに気づいてください。

理想の相手を引き寄せるための方法を伝授します。そのポイントは、誰かを自分のそばに持ってこようとするのとは正反対の考え方をとることです。むしろ、自分に目を向け、自分を大切にして尊重するようになることです。その簡単な実践をお伝えします。

願望を実現しようという「プラスの気持ち」と反するように感じる「手放し」ですが、実践の場面では必須です。初心者は「手放しの大切さ」をなかなか理解できないので、まずは「手放し」の考え方を理解して、実践につなげてください。